相談「癖」ついてません?

この数か月、と言わないか、重めの相談を受けることがある。
この太郎くんのようなものもあるし、そのほとんどは仕事か家庭(恋愛)で、人間の悩みってほぼここから来ているんだなと思う。
相談の中身は、大きく二つに分かれる。
①今の状況が嫌、抜け出したい。
②新しい選択肢が現れたが、失敗する可能性もある。行こうかどうしようか。

考えてみると、私はこの手の相談をほとんどしない。人にアドバイスを求めるのは、「来週から〇〇行くけど、持って行った方がいいものはあるか」とか、「〇〇に行くならいつがいいか」という類の、はっきりとした知識や答えを持っている人への問いだ。
「子どもを中学受験させた方がいいか」「夫と別れたほうがいいか」「正社員にならないかと言われたけど、どうしようか」という類の相談は絶対しない。なぜなら、そういうのは、人によって価値観が違うし、相談したところで、正しい答えなんてものはなく、最後は自分の決断だからだ。

私は今の契約先とは全て、「働く場所は自分で決められる」という契約にしている。正社員になったら、会社の規定に合わせて出社しなければならない。それが嫌だから、フリーランスを選んでいるんだ、と言うと、たいていの人には「わがまま」「正社員なれるならなった方がいいじゃん。その年齢でそんなチャンスあまりないよ」と言われるのが分かってるから相談しない。私も正社員のころは、「正社員じゃないと」と思っていたから、そう言う人の考え方も分かるが、今は両方の雇用体系を経験したうえで、フリーランスを選んでいるという自信がある。

最近、家庭の問題で、色々な人に相談している友達と話すことがあり、
「そんな相談して何になるの?」と聞いたら、「判断材料にしたくて」という返答が返って来た。
そん時に私は思った。「そうやって相談している間ってのは、ストレスのたまる状況が継続するわけだし、自分の責任で何かをスパッと決めて行動する自信がないだけじゃんじゃないの? 自分の現状や方向性さえしっかり把握してれば、人に相談する必要もないんじゃないか」

同時に思うのは、何かを迷って相談する人は、「今の状況」に愛着が強いことが多いんだよね。愛情が強いから、今の状況が悪いと思っていても、それを捨てることにつながる選択に二の足を踏む。
この愛情の強さって、その人の長所でもあるわけで。こういう人が世界や地域の平和を支えているんだろうな、と感じたりもする。

ただ、即決せず、まず誰かに相談することが「癖」になっているのは、良くないと思う。
世の中には、早い者勝ちなこともたくさんある。仕事なんかもそうだ。目の前にチャンスがあって、それに手を挙げることには何のリスクもないのに、「誰かに相談する」癖がついている人は、その場では保留にして誰かに相談せずには次のステップに行けなかったりする。
そのとき、チャンスは、私のように「よく分からないけど、おいしそうな話にはとりあえず手をかける」人間が持っていく。

何度書いたか分からないけど、私が常に仕事に恵まれているのは、来た話でできそうなことなら、常に即答し、もっと時間のあるころは、常に求人をパトロールし、興味あるものには即応募していたからだ。空いた時間に、自分の問題を人に相談しているよりは、その問題を解決するために行動した方が、人間は生産的になれると思う。

相談の本質は、「いろいろな判断材料を得る」ことではなく、「自分を納得させるためのプロセス」なんじゃないかな。
そのプロセスをすっ飛ばすことが多い私は、たぶん結構失敗している。けど、失敗も、他人から見た概念なんじゃないですかね。私自身は、「あー、間違った」と思いつつ、「あ、でも今気づいてよかった~」と思ってたりする。
相談なんて時間がもったいないよ、と言うと、必ず反論もされるんだけど、でも、ストレスが少ないのは間違いないです。





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