サラリーマンと起業家とフリーランス①

「次はいつ中国に行くのですか」
「とりあえず今年来年は日本にいる予定です」
「あら、どうして帰ってきたのですか」

そんなやり取りをする中で、
「前の会社に戻らないんですか」ともよく聞かれる。
昨日の飲み会は前の上司も同席してたので、またそんな話になった。

会社を辞めて6年以上が経つが、前職のイメージがまだ残っていることと、私がこうやって書くことが好きなので、「だったら戻ればいいのに」と思われるのかもしれない。

会社の制度や意向として、現実に戻れるかどうかはさておき、
私は前職の仕事は好きで、お世話になった人も、今も気にかけてくれる人もたくさんいる(当然合わない人だっているけど)。

一方で私は前職を衝動的に辞めたわけでなく、4~5年考え、2~3年準備をして辞めた。
同じ組織で働いている以上、誰でも我慢ならないことややるせないこと、不公平を感じることがあるだろう。自分の前にも時折壁が立ちはだかり、そしてその壁の背後にあるものはいつも同じだった。そのモヤモヤやイライラに費やす時間やエネルギーと、残りの社会人生活を掛け合わせたとき、それは私の人生にとって無視できないできないものだなと、数年かけて結論を出した。

今そこに戻っても、また同じ壁が出現するのは分かっている。
そして私は、ある程度大きな組織の、外出があまりできない管理職をやりたくないんだと思う。今組織に戻ると(前職であるかないかにかかわらず)、よほどのことがない限りそのポジションに収まることになる。それが私の年齢だ。

サラリーマンは自分が担当する仕事を大枠ではコントロールできない。しかし小枠の中では自由や裁量がある。そしてその自由や裁量は、同僚や上司、そして景気や産業環境に左右され、ぶっちゃけ言えば運も大きい。

ある程度サラリーマンをやってたらそんなことは皆分かっていると思う。
いいことばかりじゃない、悪いことばかりじゃない。
達成感も、むなしさもある。

それでも私がどこにも所属せず、フリーランスという立場でいると、
「どこかに所属した方がいいんじゃない?」(元の職場に戻るとか、別の会社に就職するとか)
と言われることが本当に多い。

ある友人は
「日本は正社員に有利な社会構造になってるからね。その方が信用を得られるよね」と言った。
本当にその通りだと思う。

だから自分も、引っ越しの予定がない非正規の友達には、「死ぬ気で正社員探せ。今の職場よりは恵まれてる可能性が大きいから」という。
そして自分も、時折揺れる。





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