②大連マラソン観戦記~日本人は○○が好き

 この前書いたとおり、大連マラソンは距離別に複数の部門があり、さらに駅伝も加わる。
 途中、地下鉄で数駅先に移動し、朝食を食べながらメーンストリートを走るランナーを見ていたが、先頭集団から最後尾(車いすのランナーもいた)まで、1時間近くの列が続き、その後ろはゼッケンのない、おそらく飛び入りの人たちが走っていた。

image.pngimage.png

 記録を気にしていない人はゴール前に警備の人に頼んで、記念写真を撮ってもらっていたりする。フルマラソン走ってなおそんな余力があるとは。
 そうして気づいた。

 駅伝の人たち、ほとんど日本人やん。
 なぜ日本人と分かるのか。彼らはだいたいおそろいのTシャツを着て、背中に日本語が書いてあるからだ。
 そういえば友人も言っていた。「アラサーの会は出場者多すぎて、3チームで出るらしいよ」。某航空会社も3チーム編成したと言っていた。

 翌日、大学で学生たちに聞いてみたが、彼らは駅伝についてよく知らない。そして、そのクラスには、フルマラソンを走った女子学生が二人もいた。
 「すごいね~。普段走ってるの?」
 「高校時代は走るの好きでしたが、最近はあまり…」
 「これまでもマラソン大会出たことあるの?」
 「初めてです」
 「へー。今までどれくらい走ったことあるの」
 「5キロくらいです」

 出来るかどうかを事前に考えず、やってみてから考える中国人。それでも完走し、翌日授業に出てきてるのが偉い。
 「それね、日本企業の就職活動では絶対アピールした方がいいよ。面接官10人いれば1人は走ってるから」と言っといた。

 みなでタスキをつないで、誰かが遅れても計算のうちってのは、まさに日本文化なんだろうな。
 中国人(ほかの国もそうかもしれない)は、駅伝走るくらいなら5キロや10キロにエントリーして、ゴールしたらさっさと帰るんだろう。

 そうそう、「ビジネス日本語」のテキストには、「勤続25年の挨拶」「新製品発表会」という場面が出てくるんですが、そこにやたらと、マラソンと野球が例として出される。
 「何とか42.195キロを走り終えました」と聞こえてくれば、それは間違いなく定年退職のあいさつだが、学生たちは「????」と分からない。
 「2アウトランナーなしからの…」もしかり。

 チームプレーと忍耐。これが日本人の精神よ
続く





にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村


 
 
 

この記事へのコメント