海外で歯が痛くなったら(下)

みじん切りにしたものしか口に入らないんじゃないかってくらい歯ぐきが痛むので、数日前に知り合った病院スタッフ(日本人)にメールで相談したら、対処法を色々教えてくれて最後に、
「中国語できるんだったら薬局で消炎剤と鎮痛剤を買ってください」と言われた。

!!! あまりの痛みに薬局の存在を忘れていた。
中国ってのは本当に病院や医者の信用が低いので、みんなぎりぎりまで医者にかからず薬に頼る。そのためか、良く効く(強い)薬が多い。
ちょうどこの日は、「中国のジェネリック薬品は管理監督制度が全然なってないので、来年からちゃんとやります」という恐ろしい記事を翻訳したのだが、目先の痛みには勝てず、近所の薬局に駆け込んだ。

入り口に立っていた白衣のおばちゃんに「歯ぐきが…」と言ったら、忍者の合言葉のようなタイミングで「腫れた!」と返って来た。多いんだね。
そして次々に薬を持ってきて、「とりあえずこれ飲んどけ」と渡された。

image.jpg

分かりやすい歯のマークです。3種類で計65元。
そして薬を飲み始めて3日目。痛みは残っているものの、普通に歯磨きできる程度に落ち着いて来た。

中国で歯の激痛に襲われて病院にどうしても行きたくない方は、とりあえず薬局に行ってみてください。
歯はほかの部位に比べて、ボディーランゲージで何とか伝えられるし。

そして一昨日、あまり食べられない私のために、ムース状のケーキを4つも差し入れしてくれた同僚が、思わぬことを言った。
「中国の歯医者もまあまあよ。実は私の歯、前歯も含めて4、5本はプラチナなの。全部で10万元したから、3年かけてやったけどね。暗いところ歩くとき、旦那は私に、足元に気を付けてと言わずに、歯に気を付けてと言うの」

10万元=200万円弱。車買えるじゃん。
私が同僚見てて常々不思議なのは、月収に見合わないいい生活をしているということ。
これが中国なんだよね。どっかからわけのわからない収入があるんだよね。

実はケーキ代もこの同僚じゃなくて、所属長が「年末だし、さなぢさんにはちゃんと何かプレゼントしとかなきゃ」と出したらしい。おそらく同僚たちは、外国人は対象外の不透明なボーナスをもらって、何も知らないかのように黙々と働いて、しかも歯痛で苦しんでいる私の姿見て罪悪感を感じてるんだろうな…。とそんな推測しながら、2日目のケーキを食べることにします。





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