⑥書かずにはいられない~才能について

 大学の授業で、学生たちに「これまでで自分は才能があると思ったことを挙げてみて」と質問した。「どんな小さなことでもいい」と付け加えると、色々出てきた。 ・幅跳びが得意 ・初めてのスケートですぐ滑れるようになった ・麻雀ならクラスで一番になれる自信がある ・コーヒーを淹れるのが上手 ・絵を描く ・ポスターなどのデザイン ・嗅覚が鋭い  嗅覚が鋭いと言った女子に、目隠しをしてクラ…

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⑤書かずにはいられない~才能について

 私の語学能力がずっと眠っていた理由は、「環境がなかった」ということに尽きるのだと思う。わりといい種子だったのに、日陰に埋められ、水を与えられなかったと例えればいいだろうか。  まず身内や近い知り合いに、グローバルな感覚を持つ人が一人もいなかった。外国で仕事をしている人も、語学が得意な人もいなかった。大学受験のとき、私の国語と英語の成績はほぼ同じだったのに、それまで褒められた経験が「日本語…

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④書かずにはいられない~才能について

 日本の就職活動は文系の場合、世間的には「文学部は不利」と言われている。しかしどの学部に行こうが、多くの学生は学業そっちのけでバイトや睡眠その他に精を出しているのが現実で、社会に出てから「つぶしが効く」或いは「スキルがある」人間になるかどうかは、どこの大学、あるいは学部に行くかより、「最初に入った会社」「配属された部署」に大きく左右される気がする。  入社前年が売上高のピークだった産業に入って…

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