世界が広すぎて(1)

 新学期第一週、新任の先生と打ち合わせしていたら、「今日のクラスで、断トツにできる子がいたんですけど」という。名前を聞いたらうちのゼミ生の3年生包さんだった。昨年、選抜試験をしたときにはそこまで突出したものはなかったが、上級生の「私に似てるからチャンスをあげたい」という言葉で加入が決まった。しばらくはついてくるのに精いっぱいだったが、今年の春先からびっくりするくらい伸び始めて、中国東北三省スピー…

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